進路変更や体調不良などいろんな理由で大学を中退することもあります。
そこで気になるのが授業料は返ってくるのかということです。
今回は、大学中退での授業料返還はあるのか、そして中退時の注意点について書きます。
どのくらいの学生が大学を中退する?
大学は国公立や私立、文系や理系など様々ですが、大学全体での中退率は文部科学省が平成26年に発表したデータによると約2.65%です。
全学生数2,991,573人のうち79,311人が大学を中退していることになり、皆さんが思っているよりも多いかもしれません。
2.65%なので100人に2〜3人は中退していることになり、大学の友人にもすでに中退している人はいるかもしれません。
大学を中退する主な理由は、経済的理由や学業不振、進路変更、体調不良などが挙げられます。大学を辞めて専門学校に行く人や海外留学をする人もいます。
しっかり計画を立てて中退する人がいる一方で、どうしても無計画にとりあえず辞めるという人もいるのが事実です。
大学を中退したら授業料は戻ってくるのか
大学中退で気になるのが納めた授業料は返ってくるのかということです。
私立大学では特に高い授業料を支払っているのでそれが返還されないとなるとかなりの負担です。
結論を言うと、振り込みをした授業料は基本的には返ってきません。ただ、大学によって授業料返還の決まりは異なるので、絶対ではありませんがほとんどの大学で返還されないと思っておいてください。
たとえ、支払った年に数回しか授業に出席していなくても納めた分は返ってきません。もし前期後期で分けて支払っているのなら大学によっては前期で中退すれば後期分は返ってくることはあります。
詳しくは大学側に聞いてみてください。
大学の授業料が返還されない理由
学生の立場からすると数回しか授業に出ていないのに授業料が返還されないのは不公平だと思うはずです。
授業料が高い私立大学ではかなりのダメージになりますが、大学側の運営を考えると仕方ありません。大学は、人数分の授業料が納付されることを前提に運営しています。
誰かが中退しても基本的に途中で学生を入れることはできないので、そうなると大学側の大きな損失になります。
大学中退時の注意点
大学を中退すると決めたら早めに中退手続きを行います。
具体的には、中退届(退学届)を提出します。これを提出する時期によって次学期分の授業料を支払わなければいけなくなるので注意が必要です。
「中退するから授業料は払う必要がない」と安易に思っていると後悔します。
退学届を提出してから審議などがあり、実際に退学証明書が発行されるまで2週間から1ヶ月ほどかかります。時間に余裕を持って行動しましょう。
あと、学生証も大学を中退したら当然使えなくなります。身分詐称になる可能性があるので身分証明書として使うのはやめてください。
もし記念品として取っておきたいのなら大学に無効印などを押してもらいます。
学生専用のクレジットカードを発行した人は、中退しても即利用停止になることはなくカード有効期限内であれば利用できるのが一般的です。
就職活動での中退の説明の仕方

大学を中退したら、いずれ就職をすると思います。
その時に、中退をマイナスにするかプラスにするかは本人次第なので必ずしも中退=マイナスではありません。
まず、就職の面接では中退理由は聞かれます。ここで嘘をついてもよくないので本当の理由を言い、プラスな内容で締めます。
中退後に気づいたこと、頑張ったこと、そこから学んだことなど自分が成長できたことをうまく説明すると面接官にいい印象を与えられるはずです。
今日は、大学を中退したら授業料は返還されるのかについてでした。
基本的には払った分は返ってきませんが、適切なタイミングで中退手続きをすることで余分な出費を抑えられます。
学生にとっては辛い制度かもしれませんが、決まりは仕方ないです。知らなかったでは済まないので、しっかり把握しておきましょう。









