アニメやマンガ、寿司など日本文化は世界中で人気です。
今日は、その中でも特に日本に好意を抱いている国をいくつか紹介します。
親日国として有名なところから意外な国もあります!
日本人が思う以上に日本文化は世界に浸透している
日本に来たことがない人でも、アニメや寿司、芸者などは知っています。
これはいわば一般常識みたいなもので、逆に知らない人を探す方が難しいです。外国によっては、寿司レストランのメニューはEbi、Macha、Tamago、Tempuraなど現地語ではなくローマ字表記で書かれていることも多いです。
海外旅行に行って現地の人に「日本出身です」と伝えると、対応がものすごく変わるというのはよくある話です。
根強い日本ファンがいる一方で、アジアのことはあまり知らなくても日本文化についてはある程度知っている人が多いです。
日本人が思う以上に日本文化は世界中で認知されています。
世界の親日国まとめ
台湾
親日国として有名な台湾。
日本からも近く馴染みのある国ですが、日本と台湾は正式な国交を結んでいないにも関わらず台湾の街中には日本が溢れています。
ファッションや食文化などいかに台湾人が日本を好きであるかがわかると思います。台湾人は優しく、首都台北も日本に比べると物価が安いので日本人の観光地としてもとても人気です。
ブラジル
世界で最大規模の150万人もの日系人が住むブラジルですが、日本国内にも多くのブラジル人が住んでいます。
ブラジルが親日と言われるようになったのは1900年初めにまだ貧かった日本人がブラジルに渡り現地で真面目に働き社会貢献をしたからです。
地理的にも遠いブラジルですが、日本に対するイメージはかなりいいようです。
トルコ
言わずと知れた親日国家「トルコ」。
トルコが日本に好意を抱いたのは1889年に起きたエルトゥールル号事件で、トルコ政府が派遣した親善使節を乗せた船が和歌山沖で台風により沈没したのを同県市民が救済したのがきっかけです。
69名の乗員が救助され彼らを祖国まで送り届けました。
この恩により遠い遠い日本への愛情が強くなったのです。2015年には、日本とトルコの友好125周年を迎え、両国強い絆で結ばれています。
インドネシア
最近、日本でも増えているインドネシア人ですが、インドネシアが日本を好きになったのは日本がオランダによる再植民地化を防ぐサポートをしたからと言われています。
インドネシアは実に340年もの間オランダにより植民地支配を受けており独立を宣言したものの、再度植民地化をしようとしたため独立戦争が起きました。
そこでインドネシアと共に戦ったのが日本人で、その甲斐もあってインドネシアは独立を手に入れました。
パキスタン
あまり知られていないですが、パキスタンもかなりの親日国家です。
日本でパキスタンについて知っている人はあまり多くないですが、パキスタンの車の多くが日本車で車体に日本語で文字を書く人もいるようです。
ポーランド
ヨーロッパ中央に位置するポーランド。
ショパンやサッカーレバンドフスキなどで有名な国で、親日国家として知られています。
ポーランドが親日になったのは、第一次世界大戦末期のシベリア出兵時の出来事がきっかけです。
シベリアで孤立した765名ものポーランド人孤児を援助したことが今でもポーランドでは語り継がれていて、その恩を忘れることなく阪神淡路大震災の後には被災児60名がポーランドに歓待されたという話もあります。
ポーランドのワルシャワ大学には日本語を専門とする日本語学科があり、毎年ものすごい倍率のようです。
20年ほど前には、ドラゴンボールやポケモンなどがテレビ放映されていました。
まとめ
世界には私たちが思っている以上にたくさんの親日国があります。
一日本人としてとても嬉しいことです。