アトピー症状を少しでも軽くしてあげたい。でもどうやって?【基礎編】

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アトピー症状は、とても痒そうで、時には痛みを感じてしまう。どうにかしたい、してあげたいというのは本心だと思います。でもどんな事をすれば良いか知識がない。

そんな方に、今回はアトピーの基礎知識についてです。

アトピーの薬

アトピーの薬と聞くとだれもがステロイドをイメージする人は多いと思います。確かにアトピーの薬として、ステロイドが処方されるケースは多いでしょう。

ではこのアトピーの薬として知られているステロイドというのは、一体どんな薬なのでしょうか。アレルギーの薬の中で一番有名といってもいいのが、ステロイドです。これは副腎皮質ホルモンを使っているもので、炎症を静める作用があります。

炎症に対して劇的な効果が見られるために、アトピーの症状があまりにもひどいという場合には、ステロイドが処方されます。ステロイドを塗れば、2〜3日もすれば誰もが炎症が静まります。

しかし効果は抜群ではありますが、実際には依存症の心配もありますし、副作用などもあると言われていますので、アトピーの人がステロイドを使うと聞くと、抵抗を感じたり、強い薬だと思っている人は多い…確かにステロイドは抵抗がある薬かも知れませんが、使い方などをよく守れば、怖い薬ではありません。

長期間使うと依存度が高くなりますし、女性の場合には子宮などにステロイドの成分が貯まると言われているので、あまり長い時間使うことはよくありません。アトピーの症状が特にひどくて、対処できないくらいになった場合には、一時的にステロイドを使用して、炎症を抑えることはありますが、日常的に使うということはできるだけ避けた方がいいかもしれませんね。ステロイドは処方されたら医師の指示に従って使いましょう。

漢方で体質改善

アトピーにはステロイドなどの薬を使って治療をしたり症状をよくしている人は多いと思いますが、西洋医学の中では、アトピーというのは原因が分からない皮膚の病気とされているのですが、東洋医学で考えてみたら、漢方医学では、どんな病気でも原因はあり、今の現代の食生活習慣や生活習慣などが関係していたり、他にも環境なども関連して発症していると言われています。

添加物が入っている食生活や、ストレス社会、生活が不規則であるということなどが、アトピーを引き起こしていると言われてます。

人間というのはもともとアレルギーから、体を守ろうとしている力がついているので、こうした不規則な生活や食生活を続けているということで、アレルギー物質が体の中に入ってきて、アトピーなどになりやすい状況にあると言われているのです。

そこでステロイドを使って炎症を抑えるのではなくて、漢方で、体質を改善させようというのが、漢方を使ったアトピーの治療法。

漢方薬というのは、自然の植物などから作られていて、自然治癒力を高める働きがあります。アトピーの方は免疫力なども下がっていますし、自然治癒力なども弱まっていると考えられ、こうした人は、漢方を利用して、自然治癒力などをアップさせる方がいいでしょう。

アトピーの治療は、漢方を飲んで、体質を変えるという方法もあるので試してみるのも良い方法だと思います。

赤ちゃんには生活環境を改善

赤ちゃんの中にはアトピーにかかりやすい人がとても多いと言われています。

アトピーはアレルギーが原因で起きているのですが、アトピーにかかる赤ちゃんは実際のところ、年々増えていると言われているのです。

3人に1人の割合で、アトピーが起きやすいアレルギーの症状が体の中にあると言われているのが現実。アレルギーが体の中にあると、アトピーとして表れますが、これは皮膚に現れた状態のことを言います。

他にも気管支ぜんそくとして表れる人もいますし、アレルギーの現れ方というのは人それぞれ違っています。赤ちゃんでアトピーになってしまうと、痒いので、我慢できずにかきむしってしまって、痛々しいことになり、お母さんは何とかしてあげたいと思うと思います。

赤ちゃんがアトピーである可能性が高いという場合には、生活環境に注意してあげましょう。例えば、室内は掃除をこまめにして、綺麗な環境を整えることも大切ですし、じゅうたんなどは、使わないようにしましょう。カーテンなどは、化学繊維製品を使うことで、ほこりがつかないですから、お勧めです。

他にも赤ちゃんがアトピーの場合には、ペットを飼う際に注意が必要ですし、綿100パーセントのものを肌に身につけてあげることや、布団などの寝具にも気を配る必要もあります。赤ちゃんのアトピーは、月齢が進むごとに症状は良くなると言われていますが、医師の治療の元で、良くなることを待つか、体質改善をするよりほか方法はないかもしれません。

アトピーと食事の関係性

アトピー治療方法は色々とありますが、その一つの食事療法と呼ばれる方法があります。アトピー食事療法というのは、食べてもいい食べ物を制限したり、料理の献立などを考えて、アトピー専用の食事を作るということになります。

アトピー症状が出ている人というのは、何らかのアレルギーを持っていると考えられ、そのアレルギーの物質を出来るだけ食事で食べないようにすることが大切なことです。

その他にも、アトピーが、起きにくい体質にするために、アトピーにならないために免疫力をアップさせるような食品を積極的に摂取することや、他にも、自然治癒力がアップするような食事をすることをお勧めします。アトピーの人に関する食事療法などは、医師の指導の基に行うといいと思いますし、他にも、赤ちゃんのアトピーの場合の食事については、保健婦さんなどがしっかりと栄養指導をしてくれますので、一度相談に行っても良いかも知れません。

人によっては、アトピーで、ステロイドを使うことに抵抗がある方は、ステロイドを使ってアトピーを改善させるよりも、食事療法を利用して、アトピーが発症しないような体質にするということの方が大切です。

薬と違って、すぐには効果が出るというわけではありませんが、今までの乱れた食生活を改善させて、体質をよくするための食事をするように心がけてみてはいかがでしょうか。

まとめ【まずは体質改善を】

いかがでしたか。アトピーは長く続き、すぐには治らない病気ではありますが、体質改善を行い、少しでも軽減されるようにまずは環境から変えて見てはいかがでしょうか。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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