ダイエットをする際によく話題になるのが食事制限か運動どちらがいいのかということです。
今日は、これからダイエットをする人、すでに始めている人のためにどちらが効率的なのかについて紹介します。
ダイエッターの皆さんはぜひ参考にしてください。
ダイエットには大きく2つの方法がある
皆さんが「ダイエット」という言葉を聞くと、おそらく食事制限や激しい運動をイメージするかと思います。
食事に気を配り、毎日ウォーキングやランニング、ジムで運動をするなどダイエットを取り上げるテレビ番組でもよく観る光景です。
そう、ダイエットの主なアプローチは食事(制限)と運動です。
脂質を抑えたり、糖質をカットしたりして低カロリーのものを中心に食べる食事制限や、運動を行い体内の脂肪を燃やします。
この2つがダイエットの基本であり昔からの王道です。
でも、結局どっちの方が痩せやすいのか気になると思います。
結論、食事制限の方が痩せやすい
私たち人間が体脂肪1kgを減らすにはどのくらいのカロリーを消費しなければいけないと思いますか?
答えは7200kcalです。
7200kcal分のエネルギーを消費すれば体脂肪が1kg減ります。親子丼は約500kcal、焼きそばは約540kcal、カレーライスは約760kcalなので、いかに7200kcalが多いかがわかるはずです。
1時間のウォーキングで消費するカロリーは200〜300kcalなので、7200kcal消費するためには30回ほど行わなければいけません。
約1ヶ月毎日行ってやっと1kg減るという計算で、かなりの時間がかかる割に効果は薄いです。
それに対して、食事ではおにぎり1つ(200kcal)をカットするだけでウォーキング1時間と同じカロリーが消費できます。
同じ200kcal落とすのに、あなたならどちらを選びますか?
カロリー制限の注意点
食事制限を行いカロリーをカットすれば理論上は痩せます。
ただ、ダイエットの難しいところは必ずしも数字通りにはいかないということです。基本的には1日の摂取カロリー<消費カロリーの形になれば痩せますが、人間が生きていくためにはエネルギー(カロリー)が必要です。
車のガソリンみたいなものです。
毎日、カロリー制限をすると体が生命の危機を感じ少ない摂取カロリーでも生きていけるように代謝を落とします。
代謝が落ちると痩せにくくなるので、食事制限を頑張っていても痩せなくなります。
焦って痩せるためにどんどん食べる量を減らすと、さらに代謝が落ちてストレスの原因になり食欲が倍増します。負のサイクルに陥るわけです。
その結果、食べ過ぎてしまい今までの努力が無駄になります。
大切なのは食事制限ではなく食事管理
食べ物を減らそう減らそうとするのではなく、何を食べるか、どんな栄養素を摂るか【管理】することが何よりも大切です。
ダイエットをする人はこれを見落としている人がとても多いです。
人間は食べなければ当然痩せます。でも、先ほど述べたようにいずれ痩せなくなってたとえ体重が減ったとしても決してきれいな痩せ方ではありません。
本来、魅力的な外見になるためのダイエットが本末転倒です。
それよりも、健康的に十分食べることがストレス緩和や代謝アップにつながるので無闇に制限するのではなく余分なものを食べないなど管理することを心がけてください。
食事管理をする上で時間や体力に余裕があれば運動をするとさらに効果的です。運動はカロリー消費だけでなくストレス発散や脳の活性化、筋肉量アップ、血流促進などいろんな効果が期待できます。健康維持にもとても有効です。
まとめ
仕事や家事などで忙しい人は、効率的な食事にフォーカスしてダイエットを行いましょう。
正しい食生活を送れば短期間で理想の体を手に入れられると思います!今日は、ダイエットには食事か運動どっちが効果的なのかについてでした。