ハンバーガーやピザ、ポテトなど日頃よく食べるジャンクフード。
とにかくおいしいですが、太るなどいろんな健康被害が報告されています。
今日は、そんなジャンクフードの危険性について紹介します。
そもそもジャンクフードの定義とは
ジャンクフードは、英語の【Junk Food】からきており「Junk」=ガラクタという意味です。
要するに、栄養価の低いガラクタのような食べる価値のないものです。高カロリーで高塩分、ビタミンやミネラル、食物繊維などがあまり含まれていない食べ物です。
ハンバーガーやピザなどはイメージしやすいと思いますが、この定義では白米や砂糖などもジャンクフードになります。
また、ジャンクフードは基本的に調理済みの食品のことですが全てではありません。
栄養価が著しく低いという観点から手作りケーキ、焼き立てのパン、麺などもジャンクフードに含まれます。
その他ジャンクフードの例
・ドーナツ
・カップ麺
・ポテトチップス
・チキンナゲット
・シェイク
・炭酸飲料(コーラなど)
・クッキー
など
ジャンクフードがもたらす健康被害
ジャンクフードは体によくないというのはわかっていると思います。
でも、具体的にどのような健康リスクがあるのでしょうか。
トランス脂肪酸
トランス脂肪酸は別名「プラスチックのような油」と言われていて、長期保存やコストカットを目的に人工的に作られた脂肪酸です。
プラスチックを体内に入れると消化吸収までに時間がかかり、胃腸に大きな負担をかけます。また、トランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増やして善玉コレステロールを減らすため心疾患などのリスクが高まります。
腸内環境の悪化
トランス脂肪酸を摂取することで腸内環境も悪化します。
腸内環境が悪くなると便秘を引き起こし免疫力を低下させます。そうなると風邪や体調を崩しやすくなります。
便秘により便や老廃物が体内に蓄積されると肌トラブルなどあらゆる悪影響を引き起こす原因になります。
たまに食べるくらいならいいですが、毎日は控えたいです。
強い中毒性
ケーキやジュースなどには多量の砂糖が使われており、強い中毒性があります。
ジャンクフードを食べるとなかなかやめられないのはこのせいで、どんどん食べたくなります。
ジャンクフードによって味覚がおかしくなりさらに味の濃いものを求めるようになるので悪循環です。
メンタル疾患
海外のある研究によると、ハンバーガーなどのジャンクフードを食べる人は食べない人に比べて50%以上もうつの傾向が強くなるということがわかっています。
ジャンクフードにはうつ予防に重要なセロトニンの材料となる栄養素や脳に必要なオメガ3系脂肪酸などが少ないことが原因のようです。
ジャンクフードを食べた瞬間は幸せな気分になりますが、長くは続きません。
ビタミン・ミネラル不足
先ほどジャンクフードは栄養価の低い食べ物と紹介しましたが、ジャンクフードには人間が生きていく上で欠かせないビタミンやミネラルが不足しています。
ビタミン・ミネラル不足は、疲労感を引き起こしたり老化の原因、集中力の低下などあらゆる健康被害の原因になります。
まとめ
ここで紹介した他にもジャンクフードにはいろんな健康リスクが潜んでいます。
低価格で手軽に食べられるジャンクフードですが、今はよくても将来の健康のことを考えると無闇に食べられません。
彩り豊かなバランスの取れた食生活を心がけて、体の中からきれいになりましょう。今日は、ジャンクフードがもたらす健康被害についてでした。
あなたはこれでもジャンクフードを食べますか?